



商売で言うところの年間在庫の回転率が目まぐるしくレスポンスが良かった時代でした。最近は引っ越す人が大量に増えたため、引っ越しの際に不要になった書籍の買い取りが増えたそうです。株式市場と同じ現象ですが売り手ばかりがある水準を大幅に超え、買い手のバランスを崩すと、需要と供給のバランスどころでは無くなります。在庫は同じものばかりが増え、回転率が鈍り始めるのです。在庫は危険な安心感を植え付けます。
これは書籍自体は腐りませんから、水浸しや燃やさない限りコンディションは維持できそうに錯覚してしまう商材でもあるのです。モノには旬と美味しい時間の賞味期限が存在しているのです。この賞味期限はつかみ所が無く、瞬間に移り変わる気まぐれな1つのブームでもあります。追いかければ逃げ、蓄えてスタンバイしていたら火がつかず、あてにしていなかった種類に突然火が付きます。商品全体の流れを管理するのは本当に難しいものです。
4枚目の写真はいつ来るかも解らないお客様の為に床掃除をする丸文書房店主で御座います。一昔前に流行った書籍を用意して、新たなる2次ブームを狙う男でもあります。最近はインターネット上の通信販売が多く、プレミアムな書籍や昔懐かしき貴重なる百科事典などを細々と販売しております。海外にも多くの熱烈なるリピート顧客を抱えてはおりますが?右上がりの時代ほどでは御座いません。人工の少ない東海市においてこれから古本を売ると言うことは、どれだけ質の高い流れを発見できるか?に懸かっているのではないでしょうか?
続く 加古 俊文
撮影データー:Nikon D200 レンズ:TAMRON AF28-300mm F/3.5-6.3XR-Di


























